インターネットのけもの

全て妄想です。

生ハムの楽しみ方

僕はもちろん高貴な人間であるので、最近はもっぱら生ハムを食べあさる毎日になってしまっているのでした。高貴であることと生ハムとに一体何の関係性があるのかは僕も分かりませんが、とにかく生ハムにハマっているのです。その生ハムの美味さといったら、到底僕が表現できるようなものではないので(文字で表そうとしましたが「美味しい!最高!」としか書けませんでした!)、僕が普段どのように生ハムを楽しんでいるか伝えることでその美味しさの一端でも伝わればと思います。

 

行きつけの店でいつもの生ハム(ハモン・セラーノ、主に改良種の白豚の後脚を塩漬けにし、長期間気温の低い乾いた場所に吊るして乾燥させて作られたスペイン産の生ハム)とワインを買い込み、帰宅後はほどよく重厚なクラシックの流れる部屋で外国文学を嗜みながら生ハムを楽しむ。余暇の過ごし方というのはこうあるべきですね。

食器は自然の温かみを感じさせるアカシア材の深皿で、暖炉の明かりに照らされながら、時折ページを捲る手を止めてワインの香りに意識を向ける。今日は気分を変えていつもと違うワインにしてみたけど、どうやらこちらの方が生ハムには合うらしい。今度は同じ銘柄の違うワインも試してみようかな、なんて考えていると呼びかける声に気がつく。

「パパ!今日は何の本を読んでいるの?あ、こっそりハム食べてる!」

どうやら娘に見つかってしまったらしい。我が家では基本的に間食を認めていないので、これでは父親の威厳が保てそうにない。まあ、元々そんなものはないに等しいのだが。

ナボコフって人の本だよ。一緒に食べるかい?ママには内緒だよ」

「食べる!」

ついつい甘やかしてしまう。この甘い共犯関係が心地よくもあるが、このままではいつになっても厳しい父親になるのは難しそうだ。

「ほら、もう寝る時間だから一切れだけにしとくんだよ」

普段であれば自分の分の生ハムが減ってしまうことは到底許せるものではないが、相手が娘とあればどうしようもない。むしろ娘にはこの美味しさを知ってもらいたいくらいだ。そういえば、昔はよく友人と生ハムを取り合って喧嘩になったっけ。生ハムにはきっとどうしようもなく抗いがたい、魂を粉砕してしまうほどの邪悪な魅力があるのだ。

「なんかいつも食べてるハムよりペラペラしてるね」

「生ハムってやつだよ。すこし塩分が多いけど美味しいよ」

そういって口に運んでやると、嬉しそうに大口を開けて迎え入れてくれた。見る度に下品だなとは思いつつも、どこかこの世のものとは思えない優雅さもあり、未だに諌めることが出来ないでいる。

「なにこれ!いつも食べてるのとぜんぜん違う!」

「美味しかったかい?」

「美味しい!パパはいつも食べてるの?ズルい!」

そう言って、もう一枚よこせと目で訴えかけてくる。だが、生ハムの中でもなかなかに塩分が多いハモン・セラーノを与え続けるのは良くないだろう。

「今日はもうおしまい。いい子にしてたらまたあげるよ」

「えー。パパはいっぱい食べてるのに…」

まだ不満そうではあったが一応は聞き入れてくれたようだ。再婚した妻の連れ子だったため、はじめはうまく関係を築いていけるか不安ではあったが、思ってた以上に向こうの方から懐いてくれた。どうやら俺が娘が首ったけの甘い声で歌う歌手のなんたらに似ているらしい。複雑なところもあるが、円満な家庭が築けているので良しとしている。

「食べ終わったらなら早く寝なさい。ちゃんと歯も磨くんだよ」

「うん!おやすみ、パパ!」

足音が離れていったのを確認してから、意識をページに戻す。いずれ読もうと思っていた本だが、これがなかなか面白い。作中では、妻を失った男と母を失った娘があてのない旅に出ていた。

 

とまあ、身バレを防ぐためにもところどころフィクションを入れてはいますが、だいたいこんな感じで僕は生ハムを楽しんでいるわけですね。ただ一つ反省点としてあげさせていただくならば、ちょっとフィクションを入れすぎたためにリアリティが完全に失われてしまい(99%くらいがフィクションです!)、皆さんのライフスタイルに適応できそうにない、というかそもそも生ハムのことが文中の10%くらいしか書かれていないという点は反省しなければなりませんね…。

 

でもよく考えたら、ここはあくまで僕の日記なので、僕が「これは自分の日記!あくまで自分の出来事を記述しただけ!」って言い張った場合、読む側はそれを信じることしか出来ないんですよね。

だからきっと、早起きして競馬場まで行って全然当たらないまま帰ってきたってのは脳が作り出した幻惑であって、本当の僕は暖炉のある家で妖精のように無邪気な子供と触れ合いながら、大好きな生ハムを食べて、大好きな本を読んで、そういう幸せを日記に認めているに決まっているんだ。だって、そうじゃないと悲しすぎるじゃないですか。

まさか昨日は起きたらもう17時で、あまりに汚れた部屋の片付けをしていたらもう21時を過ぎた頃で、夜中に友人とエロ漫画について2時間半みっちりと語り合って、今日は早起きして競馬場へ行って、一レースも当たらないまま帰宅して、あとはネットサーフィンしてたらもう今日も終わりだなんて。こんな週末を過ごす成人男性が世に存在していい道理はないのです。家族以外と会話したのがエロ漫画についてだけって一体前世でどんな業を背負えばこんなことになるんですか。

 

ねえ、もし神様って存在がいるなら。ねえ、神様。あまり贅沢なことはいいませんから。どうか、悔いのない週末を送らせてもらえないでしょうか。笑って終われる日曜日の夜をどうか僕に…。

 

でも、この声はきっと届かなくて。

だから僕は今日も生ハムを食べます。生ハムうめーわほんと。大概の嫌なことはこれで吹っ飛ぶよ、まじで。

芸術の秋がやってきた

秋に入ってからというものの、どうせ毎日家でやることもないのだから、最低でも週一回は更新しよう、下手くそな文章しか書けないからいっぱい書いて練習しようと思っていたはずなのですが、蓋を開けてみると最低週一回というよりはなんとかギリギリ週一回という有様で、改めて自分のやる気の無さに呆れることしか出来ませんでした。

ですが、仕方なかったのです。そもそも毎日定時で会社と自宅の往復をしているだけの人間がそんなに書くことがあるはず無いですからね。自慢じゃありませんが、僕は朝起きてすぐに会社へ向かうと、何となく業務をこなしつつ、息を潜めて定時が来るのを待ち、定時を迎えるやいなや光の速さで帰宅するという大変規則正しい生活を送っていますので、ぶっちゃけ書き残すようなことなんてそうそうありません。

じゃあ帰宅後のことを書けばいいじゃないかというナイスなアイデアが浮かんだこともあったのですが、帰宅後にやってることはと言えば、アニメ見る、漫画読む、インターネットサーフィンという引きこもり三種の神器でしたので、我ながら良く社会でやっていけてるもんだと感心してしまいました。このあたりの感想をひたすらに綴っていくというのも考えたのですが、そんなことしても気持ち悪いだけだと気がついたので止めました。まあでも最近ではアニメ見たり漫画読んだりするのは全然気持ち悪くないっていうか、割と普通になっているようなので、趣味がこんなんだから退屈な生活を送っているわけではなく、そもそもの僕の性格に起因しているのかもしれません。いくら市民権を得たところで、アニメ・漫画にいつまでもハマっているのは気持ち悪いと思ってますからね、僕は!

 

僕の性格のことはどうでもいいので置いておくとして、そういや自慢したいことが一つあったんだった。少し前に受注生産のキャンバスプリントってやつを買ったんですよ。キャンバスプリントってのはその名の通りキャンバスに絵や写真をプリントしたもので、一点物のキャンバスに直接描かれた絵ほどではないにせよ、それなりの機材や技術を用いて製造されたものなので結構綺麗に仕上がってます。いずれパリとかウィーンに住んだほうがいいんじゃないかと思っているくらい芸術に並々ならぬ理解を示している僕としては、興味をもった絵は買わざるを得ませんでした。イラスト集とかもすぐ買いますしね(僕の本棚はアニメや漫画の画集・資料集でいっぱいです)。

絵を買ったのは夏頃だったのですが、受注生産であることと、作者本人の直筆サインつきということで、先日になってようやく発送されてきました。その絵があまりにも良すぎるということで自慢したかったんですよね。ただ現実には自慢できる相手がいないという、あまり気が付きたくないタイプの事実に気がついてしまったので、せめてここで自慢することにしました。まあここだって誰も見てないんですけどね。

 

f:id:kiddomaru3:20181207235348j:plain

 

な!?めちゃくちゃ良くね!?

アニメ・漫画を気持ち悪いと言ってた奴がなに言ってんだと思われるかもしれませんが、これは違う!これはそういうんじゃないから!!

何が違うんだよって言われたら何も言えない、っていうかこれはアニメやゲームで展開している「Serial experiments lain」という作品の主人公である岩倉玲音を描いたものであるため、何も違うことなんてありやしないのでした。

でもこの絵の良さはさ、やっぱり良いものとして伝わると思うんですよね。この絵はイラストレーターであり、漫画家であり、アニメの原作・脚本までも手掛ける安倍吉俊が、PS版「lain」のパッケージとして描き下ろしたものなのですが、作品のテーマというか雰囲気も相まって、こちらとあちらが繋がっていることを意識させられる素晴らしい一枚になっていると思います。「lain」では多くのいい絵がありますが、どれがベストかと問われたら、僕はこの絵を選びます。

 

そもそもアニメ版「lain」という作品は、通信端末が普及した世界において、現実(リアルワールド)とネット世界(ワイヤード)を舞台に、主人公である岩倉玲音が不思議な事件に巻き込まれながらも、その特異な能力を発揮していき、世界に遍在していくまでを扱った作品です。世界に偏在するってなんだよって人にはぜひ本編を見てもらいたい。今ならプライム・ビデオで見れます。1998年に制作されたとは思えないほどの世界観にきっと驚かされることでしょう。

癖の強い描写が多く、見る人を選ぶ作品ではありますが、一度ハマればきっと抜け出せなくなってしまうことでしょう。僕は放送当時にリアルタイムで見ていたわけではないですが、設定なんかを考えると、通信端末が十分に普及しきっていて、SNSなんかで現実とネットの境界が曖昧になっている最近の方がとっつきやすいのかもしれません。日記書きながら見てたんですが、やっぱりくまのパジャマ着てる玲音はめっちゃかわいいですね。

僕はこの作品はリアルワールド(こちら)とワイヤード(あちら)、そして繋がりがテーマだと思っていますので、これら全てを感じさせてくれるこの一枚にはめちゃくちゃ惹かれました。もっと言えば、ワイヤード側にいる僕がリアルワールド側にいる玲音を見ている構図と考えても面白いんじゃないでしょうか。今パッと思いついた割には結構面白い気がする。

PS版についてはプレイしたことがないのでいつかプレイしてみたい。なんかプレミア付きまくってて新品で10万弱、中古でも3万くらいしてるからまだまだ先になりそうだけど…。あと日記に書いたわけだし画集揃えるか、とおもって通販サイトを覗いてみたんですが、比較的最近出た画集の一冊が絶版になっていて思わず発狂しそうになりました。しかもシリーズ物の一冊だけ…。あとで買おうと思って放置してた僕が悪いんですけどね…、気になった画集はすぐ買うとか嘘だったわ。この絵は衝動買いして本当に良かった…。

 

アニメの感想とかは気持ち悪いから書かないつもりだったのに普通に書いていたので自分でも驚きました。絵の話だけで留めておくはずが、いきなりアニメのあらすじを語りたくなるという持病が発症してしまいました。まあ日常生活なんかよりも虚構世界の物語のほうが面白いから仕方ありませんね!現実サイドにはもうちょっと頑張ってもらいたいものです。ということで今日からこのサイトはアニメ・漫画感想サイトに生まれ変わります。

 

プレゼント・デイ…プレゼント・タイム…
HAHAHAHA…

前向きな気持ちにはなれた

TVにはよく見知った場所が映し出されていた。

湾岸部に建設されていくそれは、埋め立てを進めながら前回見たときよりもかなり拡張されていた。数年後に控えたイベントで使用されるらしいが詳細はよく知らない。建設は急ピッチで進められており、今では人員と物資の輸送用に鉄道まで敷かれているほどだ。

朝のニュースはどうやら工事が順調に進んでいることをアピールするものらしい。エリア一帯を収めた映像には既に完成したと思われる建物も含まれており、朧気ながらも完成したらこうなるのだろうなと図を思い浮かべることができる。

「もうこんなに出来ていたのか」

毎日見ていたにもかかわらず、俺は工事がこんなにも進んでいたなんて知りやしなかった。そう、俺はこの現場で働いている。一作業員として働きだしてからそろそろ一年になる。だが、工事がここまで進んでいたとは知らなかった。それくらい今の仕事に興味がない。与えられた仕事はもちろん十分にこないしているが、どうしても意欲的に働こうという気にはなれない。元々無理やり始めさせられた仕事だから当然ではあるが。

焼き上がったトーストを手早く押し込み、出勤の準備を始める。仕事内容は変わり映えせず、準備と言ってもいつもと同じ作業服に着替え、同じ鞄を担いで家を出るだけだ。俺も含めた作業員たちは皆同じ寮に住むようになっており、最寄りの駅から専用列車に乗って各々の工事現場へと輸送される。効率化だかなんだかのためらしい。自由がないと文句を言うやつもいるが、俺自身は楽で結構気に入っている。

 

考え事をする暇もなく駅に着く。駅前のロータリーでは自由だの人権がどうだのと演説している連中がいたがすっかり見慣れてしまった。いつもの光景となったそれを横目にホームへを歩を進める。俺たちは乗り込む車両まで決められているので、いつもの場所からいつもの車両を待つ。5分も経たないうちに列車が来た。いつものことながら車内は満員で、働き始めた頃は仕事内容よりもこの満員列車のほうが嫌だったくらいだ。

俺が乗り込む車両は一番端の車両で、いわゆる「一番下のやつ」だ。俺たちが働く工事現場の割り振りは明確な階級社会が成立しており、下のものが上に逆らうなど許されていない。必然的に「一番下のやつ」である、俺達に回ってくる仕事はいつも他の連中が投げ出したようなキツく汚いものばかりになる。いつの間にか車両も分けられるようになり、悠々と出勤できる上の連中に比べ、俺たちは椅子もないような車両で昔の奴隷のようにすし詰めにされながら出勤しなければならないようになってしまった。

階級が下のものには肉体的、精神的に問題を抱えているものが大半であり、特に俺みたいな最下層は社会的に問題ありと判断され、矯正の一環としてこの現場で働くことを義務付けられたような奴らばかりだ。俺も元々は会社員として一般企業に勤めていたものの、自らの生き方が社会に受け入れられず、こんな生活に転落してしまった。社会を恨んでいないと言えば嘘になるが、少しは仕方ないという気持ちもある。この矯正が終わった後には、社会とどう折り合いをつけて生きていくか考えてみようと思う。

 

そんなことを考えているうちに列車が今日の現場へと到着したようだ。圧迫感から開放され、周囲の流れに沿ってゆっくりと列車から降りると、ズボンの裾からゴトリと何かが落ちてきた。

アナルバイブだ。

どうやら満員電車からの開放感にケツの方も緩んでしまったらしい。人混みの中でアナルバイブを拾いながら、「俺の生き方はこれでいいんだろうか」と悩んでいると、ふと前方に立ちふさがる影が見えた。母親だった。

「あなたはそのままでいいのよ」

そう言うと、母親はそのまま消えてしまった。幻だったのだろう。

 

 

と、こんな感じの夢を見ました。

文中で俺とか母親とかが出てきていますが、ビジュアルとしては全然知らないおっさんとババアだったため、起きてからは混乱するばかりでした。

全体的に何一つ意味が分かりませんでした。

咳の地獄に囚われている

先週から予感はありました。

なんか頭がボーッとするし、体の動きも普段の僕からは想像もつかないほど緩慢にになってましたからね。仕事も手につかなくなってしまっていましたが、まあこれはいつものことでした。ですが、確かに体調はよろしくない。どうやら2週間前に風邪をひいたばかりだと言うのにまた風邪を引いてしまったようです。

普段から健康に気をつかい、食事前はもちろん、なぜかPCを触る前にもしっかりと手を洗う、100歳を超えても健康でい続けたいこの僕が短い間に2回も風邪をひくなど、にわかには信じ難いものがありましたが、この体調の悪さはどうしようもありません。

最初に違和感に気がついたのは週の中頃だったのですが、金曜日午後には「これもう普通に風邪だろ」ってレベルにまで体調不良が悪化していたため、僕は深い絶望感を味わうことしかできませんでした。まずい…、このままでは貴重な休日を療養なんかで終えてしまう…。せめて日曜日までにはなんとかしなければ…。

自分でも意味がわからないのですが、今年に入ってから僕は「今年開催されるG1を全て現地で見る」という、何故そんなことを始めようと思ったのかと自問したくなるような行為に身をやつしていたのです。正直5月頃にはもう苦しかったのですが、自分で始めたことすら続けられなくて何が出来るのか、という熱い想いのもと、11月に入った今でもG1観戦を続けていたのです。もっと別のことに情熱を燃やせよ…と突っ込みたくなるかと思いますが、僕も同じ気持ちです。

そんなわけがあり、G1が開催される日曜日までには体調を整えておかねばなりませんでした。早く寝る予定だったはずが、「キョロちゃん」を見始めてしまったばかりについ夜更かししてしまうというハプニングもありましたが、なんとか日曜日には少し喉が痛い程度まで回復し、G1が開催される京都競馬場に行くことができました。

 

ですがやはり無理をしたせいでしょうか、帰宅後からは熱こそは出なかったものの、咳が出るようになり、次の日には喉が完全に潰れてしまい、まともに声が出ない始末。一体何が悪かったのだろうかと思い返してみましたが、愚鈍な僕には、喉を痛めていたのに競馬場で叫びまくっていたのが怪しいことくらいしか分かりませんでした。

とはいえ、喉以外はすこぶる健康であり、もはや頭がボーッとすることも、体にだるさを感じることもありません。ただただ咳が止まらず、まともに声が出ないだけです。こんなもんは一晩たっぷり寝れば治るだろうと思っていたのですが、本当の恐怖はここからはじまるのでした。

僕は今まで知らなかったのですが、本当の咳ってやつは睡眠を妨げるほどに苦しいんですね。そういう拷問か何かかと思わずにはいられないほど、眠ろうと布団に入ってからも咳が止まらず、全くもって寝られる気がしません。しかも、咳をする度に頭が振動するからか、だんだん頭痛もしてくるわ、咳のし過ぎでさらに喉が痛くなるわという完全に煉獄に囚われてしまった状態です。

案の定翌日は眠いわ咳は酷くなるわでいつも以上に仕事にならず、居眠りをこきまくってしまっていたのですが、咳がひどいからでしょうか、普段は居眠りを咎めてくる先輩も「しんどそうやな、帰らんでええか?」と心配なんかしてくれちゃいます。こういうときこそアピールのしどころ、というか眠いだけで全然しんどくはなかったので、「まだ大丈夫です!」と仕事頑張るアピールに余念がありませんでした。咳をしているってだけで普段より仕事ができてなくても頑張っているように見られるっていうんですから、ちょろいもんですね。

しかし、異常なまでに睡眠を欲する僕からすれば、眠いのに眠れないなんてたまったものではありません。薬はもちろん、のど飴も舐めまくるという万全の布陣で咳を迎え撃つことにしました。どうやらのど飴は龍角散がいいと聞いたので試してみたところ、たしかに痛みが和らいだような気がしました。ただ、舐めている最中は咳が止まるものの、舐め終わった途端に咳が再開するのはちょっとどうかと思いました。龍角散にはそのへん、しっかりしてもらいたいところです。

そんなわけで、常に龍角散を舐め続けるという生活を送っていたのですが、割と普通にお腹を壊したので僕はもう何を信じていいのかわからなくなってしまいました。龍角散が直接の原因かどうかは不明なところもありますが、舐めていないときにも飴の味が余裕で残るくらいには舐めていたので、やはり何かしらの原因にはなっているような気がします。というか、僕はもうちょっと限度というものを考えることができなかったんでしょうか。

しかも、それだけ摂取したにもかかわらず、現時点でも咳が治まっていないというのですから驚きです。薬も飲んでいるはずなのに全く効いている気がしません。むしろ龍角散のせいで、腹痛が加わるという始末。睡眠不足も解消されていないというのですから、この一週間何のために過ごしてきたのでしょう。

 

今週日曜日もG1は開催されます。果たして僕はそれまでに体調を万全に整えることが出来るのでしょうか。なんだか、中途半端に体調を戻すも、競馬場で叫びまくって喉を潰す、という今週の流れを再度なぞるような気がしてならない、というかこのループにしばらく捕まりそうな気しかしないのですが、一体どうなるんでしょうか。

考えてみても咳が出るばかりでした。

「キョロちゃん」感想

 

1ヶ月ほど前の日記にもちょろっと書いたのですが、ここしばらくの間、帰宅後は「キョロちゃん」をみるという生活を続けていました。以前の日記では月曜から金曜の5日間で26話まで見た旨を書いていたのですが、恐ろしいことにその後も殆どペースを落とすことはなく、昨日の時点で全91話の鑑賞が終了してしまいました。

1ヶ月で91話というと「まあそんなもんか」と思われるかもしれませんが、実際には休日は一切見ておらず、平日の20日間のみで91話を消化していたというのですから、我ながらこの継続力をもっと他の何かに活かすことは出来ないのかと呆れてしまうばかりです。あと、仕事終わりだと言うのに他にやることはないのかと悲しくなりました。

まあ見終わってしまったものは仕方ない、というか「キョロちゃん」のあまりの面白さの虜になってしまうのは当然のことなので、久しぶりに全話通しで見たこの僕が皆さんに「キョロちゃん」の魅力をわずかでも伝えていこうと思います。普段のアクセス数を鑑みると、壁に向かって話している痴呆老人のような真似をしているのと大して変わらないような気もしますが、ここは僕の日記帳なので好きなものを書いていきます。

 

 

キョロちゃん」と聞いて多くの人が思い浮かべるのはチョコボールでしょう。そのチョコボールのマスコットキャラクターであるキョロちゃんが主人公となり、1999年にアニメ化されました。それが僕がここのところずっと見ていた「キョロちゃん」です。

この「キョロちゃん」ですが、本編の内容にチョコボールはおろか、お菓子なども一切関わってこず(出てくることはあるが本筋に全く影響しない)、この歳になって販促という言葉を理解した僕にはどういった意図で作成されたのか全く分かりません。なんかWikipediaには"過去では、同じCS放送カートゥーン ネットワークでも森永製菓の提供で再放送されたことがある。"とか書かれてあったので、CM枠でうまいことやってたんですかね。放送当時から見ていたはずですが全然覚えていません。

現在はアマゾンプライムビデオで全91話を鑑賞することが出来るのですが、以前はたまにCS放送で再放送されるのを根気よく待つか、VHSで発売されたビデオシリーズかDVD-BOXを入手するしかありませんでした。ちなみに、再放送は2009年ごろにあったのが最後のようで、VHSなんか今更集めても再生機器があるか怪しい、DVD-BOXに至ってはプレミアが付きすぎて定価4万円が30万円オーバーという、めちゃくちゃ手が出しづらい状況が続いておりました。

こんな状況を思うと、ネット配信で見られるようになった今は大変便利になったものだなあと感じるばかりです。僕は放送当時からキョロちゃんのファンだったのですが、DVD-BOX発売時(2003年)はまだ小学生で、購入することはありませんでした。そもそも放送終了後2年以上経ってひっそりと発売されていたので、そんなものが出ていることすら知りませんでした。

 

肝心の内容についてですが、物語は冒険家であるマツゲール博士が、お話の主な舞台となるエンゼルアイランドでキョロちゃんと出会い、共に世界中を旅してまわり、キョロちゃんが再びエンゼルアイランドに戻ってくるところから始まります。

キョロちゃんよりも先に登場するマツゲール博士ですが、エンゼルアイランドに戻る道中で嵐にあってしまい、1話目にしてキョロちゃんと離ればなれとなってしまいます。導入部にだけいるキャラクターだったのかと思いきや、その後もちょくちょく現れてはいいセリフを連発していくので、視聴者もキョロちゃんと共にマツゲール博士の登場が待ち遠しくなってしまうことでしょう。

キョロちゃんは生まれてすぐにマツゲール博士と旅に出てしまったため、生まれ故郷のエンゼルアイランドでも友だちはおろか、知り合いすらいません。ですが、持ち前の素直な性格と高い社交性から、出会ったばかりのいたずらっ子パチクリくんと初めての友だちになります。そこから、パチクリくんの友だちである、おしゃまなクリンちゃん、物知りなミッケンくんともあっという間に友だちになってしまいます。キョロちゃんを含めたこの4人の仲良しグループが話の中心になることが多いです。

その後も無邪気なキョロちゃんは誰にでも積極的に話しかけ、親身になり、友だちを増やしていきます。そこに年齢や種族の差はなく、相手がたとえお爺ちゃんであっても、芋虫であっても、キョロちゃんは誰とだって友だちになってしまうのです。相手を怒らせてしまったなら謝り、拒まれていても真剣に相手のことを想う、そうやって相手の懐に自然と入っていきます。

子供であるキョロちゃんは色々失敗をすることだってありますが、その度に自分でなんとかしてみせたり、周囲からの助けを得たりして、困難を解決していきます。困難に直面しても決して凹んだままにならず、どう解決していくかという考えに切り替えて行くことが出来るキョロちゃんには見習う点も多いような気がします。いい歳こいて何言ってんだこいつと思われるかもしれませんが、僕も何言ってんだろと思います。

 

キョロちゃん」の魅力はキョロちゃんのキャラクター性だけに留まりません。登場する大人たちにも魅力がたっぷりと詰まっているのです。まあ全員が尊敬できるようなキャラクターではないのは当然なのですが、こういう生き方も楽しそうだなと思わせてくれるキャラクターが多いのです。完全に個人的な意見なのですが、尊敬できる大人が描かれている作品はいい作品だと思います。

普段は頼りないが誰かが困っているとすぐに駆けつけてくれる、やるときはやるグリグリ警部。ミッケンくんのおばあちゃんであるリンクルさんと散歩や日向ぼっこをしている、キョロちゃんたちに色々教えてくれるおじいちゃん、マクモーさん。いつも自由奔放で日々のお金にも困っているが、自分の考えを大切に過ごしているメグロさん。他にも魅力あふれるキャラクターが大勢出てきます。

彼らからは明確な意思を感じることが出来、このキャラクターならこうしてくれるだろうなと、容易に想像できるほどにしっかりと描写されています。彼らは大人としてキョロちゃん達に様々なことを教えてくれます。それは言葉として伝えられるものもありますが、行動を通して伝えられることもたくさんあります。良いことも悪いこともあります。そして、時には逆にキョロちゃんたちから大切なことを教わったりすることもあるのです。このような関係性をさらっと描くところに「キョロちゃん」の魅力があるのでしょう。

また、登場回数が少ないキャラクターであっても、キョロちゃんたちに何かを伝えてくれるようなキャラクターもたくさんいます。特に僕が好きなのは32話「楽しい怪しい薬屋さん」に登場したテンガンさんです。彼は詐欺師として指名手配されているのですが、皆が楽しんでいるのだからいいじゃないですかと、詐欺行為を全く悪びれるようなことはしません。それどころか、「世の中楽しいのが一番よ、覚えておいてね」とキョロちゃんに告げ、まんまと逃げおおせてしまいました。

ここだけ書くとただのクソ野郎にしか見えないかもしれませんが、彼は住民が望んだ薬(若返り薬)を面白おかしく、それも良心的な料金で提供していました。たしかに薬には効果がありませんでしたが、それでも住人は満足していましたし、何よりテンガンさんはもっと詐欺行為を働くことができる余地があったにもかかわらず、皆を楽しませたあとは詐欺行為を行っていませんでした。詐欺行為が判明したあとも、皆が喜んでいたことに満足すると、キョロちゃんに楽しかったかい、と問いかけました。キョロちゃんが楽しかったと答えると、それならよかった、と安心し、「世の中楽しいのが一番よ、覚えておいてね」と続けました。

その後キョロちゃんがマツゲール博士に送った手紙から察するに、住民の中には不満を持っている方もいたようですが、これもテンガンさんが考えていた皆を楽しませる手段の一つだったんじゃないでしょうか。一人あたりの被害金額は軽微なもの(500円とかそんなん)ですから、いずれは笑い話にもなるでしょう。手品なんかを交えつつ皆が求めていた薬を提供し(効果はなかったけど)、その嘘が暴かれたあとも皆の話題を集め、いずれ笑い話となる。あくまで皆を楽しませることが目的だったんじゃないかと思えます。

こんなふうにぽっと出のキャラクターに対しても、つらつらと文章を書き綴ってしまうくらいには魅力あるキャラクターが多いのです。軽く紹介したグリグリ警部やマクモーさんなんかは書き始めるとそれだけで一日の日記分くらいになりそうだったのであえて、軽く触れるに留めたほどです。ぜひ本編を視聴して彼らの魅力に触れてください。

 

キョロちゃん達が暮らすエンゼルアイランドにも書かないわけにはいきません。エンゼルアイランドはエンゼルマウンテンというアーモンドのような形をした火山を擁する島であり、そのなかのエンゼルフィールドというエリアを中心にキョロちゃんたちの物語が展開されます。

キョロちゃん」は子供向けアニメではありますが、社会情勢を反映している面も多く、総理大臣や選挙、銀行、裁判、絵画商法などをテーマにしたエピソードも割とよく出てきます。こういったエピソードはブラックユーモアを交えつつ展開されることが多く、「キョロちゃん」のWikipediaにジャンル:ブラックユーモアが付けられている理由の一つになっています。

まあブラックユーモアに関しては、話の最後のナレーションでしれっと「世の中は酷い犯罪が起きると、とかくその犯人の家庭環境にその答えを求めがちですが、案外そんなもの(悪いことをやると楽しい)かもしれませんね」と言い出すところにも原因があるような気がしますが。

このようにエンゼルアイランドは無秩序に住民たちが暮らしているわけではなく、警察も裁判所も銀行も通信販売だってある、現代社会とそう変わらない文化を持っているのです。しかしその一方で、宇宙人が訪れてきたり、雪だるまが意思を持ったり、不思議な力をもつ魔神がいたりと、ファンタジー要素もふんだんに含んでいます。この絶妙なバランスが物語に妙な説得力をもたらしているのでしょう。

宇宙人に関してどうしてもお伝えしたいことがあるのですが、なんとこの宇宙人の声優はあの釘宮理恵が担当しています。しかもTVアニメでのデビュー作だというのですからますます驚くことでしょう。本編(16話「宇宙人さん、いらっしゃい」)を見ればすぐに分かることですが、確かに釘宮ボイスでメンタマルちゃんというキャラクターが喋っています。あらすじにも「声が美少女という謎の生物」と書かれています。宇宙人なので謎の生物という書き方になっているのだと思いますが、実際には中々に刺激的なビジュアルをカマしています。

 

f:id:kiddomaru3:20181117232645p:plain

釘宮理恵がTVアニメデビュー作で演じたメンタマル星人のメンタマルちゃん。これが本編開始30秒後に突如としてキョロちゃんの家に現れます。現れると言ってもノックをしてくるとかは一切なく、家の中から変な声が聞こえたキョロちゃんが階段を見るとメンタマルちゃんがいたという、視聴者からしても誰これ?と思わざるを得ない状況です。花の匂いがするおならをこき、ゴミの臭いを嗅ぐと元気になる、キョロちゃん以外には見えないという設定が衝突しまくっているキャラクターです。でも別れのシーンはBGMの影響もあってちゃんと悲しいのが凄い。

 

BGMに関して言えば、「栗コーダーカルテット」というリコーダー奏者4人組が担当しており、非常に落ち着いたBGMが中心になっています。バトル描写などが殆どないため、日常の楽しげな雰囲気がふんだんに伝わってきて自然に聞き入ることが出来るでしょう。悲しげなエピソードの際に流れるリコーダーの音色は落ち着きつつも、悲しさを助長させるようになっており、涙もろいひとなんかは思わず泣いてしまうと思います。

サントラも販売されていてオススメなのですが、1はまだAmazonなんかでも購入することが出来るのに対し、2は絶版になっており手に入らない状況です。一部のTSUTAYAでならレンタル出来るので、それでなんとかするしかありません。僕もレンタルしました。ちなみに一番好きなBGMは2に収録されている「愉快な仲間-お散歩」です。きっと誰にも伝わらないことでしょうが。

ちなみにOPとEDがそれぞれ2種類ずつ計4つあるのですが、これがまたどれも素晴らしい。1-26話までと27-91話までと、もうちょっとうまいこと配分出来なかったのかと思わずにはいられないタイミングでOPとEDが切り替わってしまっているのですが、初期のOPは作詞・作曲がつんくと、妙に力の入ったものになっています。もちろんですが、他の曲も負けず劣らずいいものです。特に後期EDである「キョロちゃん絵かき歌」は今でもソラで歌える程には印象深いものになっています。

 

まだまだ語るべきキャラクターも物語も大勢あるのですが、キリがないのでここらへんでやめておきます。と思っていたのですが、最後にシバシバについて全く触れていなかったことに気がついたので、もうちょっとだけ書きます。あ、あと魔神も書こう。本当にキリがない。

シバシバはエンゼルアイランドに出現する謎の怪物のことで、「シバシバ~」と口ずさみながら闇に紛れて現れます。島の子どもたちはシバシバの存在に怯えており、島内ではシバシバに関する儀式があるなど、ある種信仰の対象になっていることが伺えます。シバシバに会ってみたいと言っていたキョロちゃんも、実際に会った際にはかなり怯えており、視聴者側であった一部の子どもたちにもトラウマを植え付けていったと言われたりしています。

シバシバは現実世界であるエンゼルアイランドにも現れますが、基本的にはシバシバと出会った者ごと異空間のような場所に連れて行かれることが多く、それがまた恐怖を助長させています。ですが、シバシバから何かしらの危害を加えることはほとんど無く、大抵は一緒に踊ったりしているうちにいつの間にか現実世界に戻れている事が多いです。

60話でミッケンくんがシバシバになってしまいますが、これはミッケンくんの「こんな僕じゃない僕になりたい!」という願いを叶えただけであり、シバシバはむしろ皆を楽しませたい、皆と一緒に楽しみたいという思いを持っているんじゃないかと思われます。ミッケンくんが話していた言葉が全て「シバシバ~」に変換されてしまっていたことから考えると、シバシバも何か伝えたいことがあるのかもしれません。意思疎通も可能なようですし。ちなみに、60話ラストシーンのリンクルさんには思わず泣かされそうになりますね。ほんとあの婆さんは何者なのか。

 

魔神は手に収まるトーテムポールのような形状をしており、マクモーさん曰く「いい子のお願いは叶えるが、悪い子がお願いをするとどうなるか」といったもので、時間の魔神、変身の魔神、分身の魔神、真実の魔神の4体が作中に登場します。魔神の力は本物であり、例えば時間の魔神であれば、望んだ時間に戻り、過去をやり直すことが出来ます。

魔神に関するエピソードでは、たいていパチクリくんが無茶な使い方をして、もう懲り懲りだぜとなるのですが、キョロちゃんとパチクリくんが共にトラブルに巻き込まれることで、より友情が固くなっている側面も見られます。83話「真実の魔神」では、キョロちゃんとパチクリくんの友情を魔神が保証している場面があります。そもそも使い方が悪いだけで、毎回願いは叶えてもらえているので、二人共いい子として魔神に認められているのかもしれません。

26話「バイバイ!キョロちゃん」では、エンゼルアイランドの危機を救うためにエンゼルマウンテンへ向かったキョロちゃんのもとに、様々な障害が襲いかかるのですが、そこで出てくる遺跡や試練を出す相手のデザインが魔神のそれと酷似しています。

キョロちゃん」では世界観についての説明は殆どなく、それがシバシバに恐怖感を与え、どんなキャラクターが現れても違和感を感じさせないところがあったと思うのですが、遺跡を作った人たちが魔神を作ったのかとか、シバシバは何を伝えたいのかとか、色々と想像を巡らせるのも楽しいですね。

そもそもキョロちゃんは他のエンゼルアイランドの住人と違って、身体能力が異常に高く、出生からしても謎が多いです。魔神からも「茶色き玉の勇者」とか呼ばれていたことや、エンゼルボールを止めるためのペンダントを持っていたことなんかを考えると、遺跡を作った文明とキョロちゃんには何か関係があるのかもしれません。

 

 

なんか書いているうちに日付が変わってしまったのですが、ハッキリ言って僕のキョロちゃんに対する情熱はとどまるところを知りません。これ書きながらも好きなエピソードまた見てますからね。オススメのエピソードを挙げようと思ったけど多くなりすぎて困ってしまうほどです。今の気分だと23話「きらきら星の涙」ですかね。

キョロちゃん」をただの子供向けアニメだと思っていたら大間違いです。キョロちゃんの無邪気さもあって分かりにくくなっているところもありますが、彼らは悩み、考え、周囲との関係を構築しながら、問題を解決出来たり、出来なかったりします。ちゃんと丁寧に作られていることがよく伝わってきます。大人だって十分に楽しめるつくりになっているのです。むしろ大人になってからこそ見てもらいたい作品です。

 

よかったら見てね。見てください。見やがれー。まあいっか、じゃあね~。

 

 

f:id:kiddomaru3:20181117232648p:plain