インターネットのけもの

全て妄想です。

下手くそな口のゆすぎ方

もしかしたら僕は、うがいや口をゆすぐといった、液体を口に含みそのまま吐き出すと行為がすごく下手くそなのかもしれない。

いやね、今日ちょっと仕事帰りに歯医者に行ってきたんですよ。2週間ほど前に会社で歯科検診を受けましてね、そこでちょっと心の弱い人ならその日一日は仕事が手につかなくなるんじゃないだろうかというほど警告を受けましたので、もう十年以上は行ってなかったであろう歯医者に行ってきた次第です。

ちなみに、その時受けた警告とはいいますと、「歯周ポケットがすごく深い、充血もしている(歯周病の症状らしいです)」、「歯が汚い(磨き方も下手くそでした)」、「虫歯がある(これは本当にショックでした。なぜなら僕は、今まで虫歯になったことがないということくらいしか誇れるものがなかったからです!)」、「親知らずの生えている向きがおかしい(親知らずってよく聞きますけど、未だによく理解できていません)」「町医者では治療を断られるかもしれない(そんなに不味いんですか!?)」と、不摂生のオンパレードという有様でした。

 

そんな事情がありましたので、今日は歯医者に行ってきたのです。僕はてっきり虫歯の治療から歯のクリーニングみたいなものまで、一発でやってもらえるかと思っていたのですが、今日は初回ということで、なんだかレントゲンを撮ったり、歯の状態を一本一本チェックしたりと検診を受けることしか出来ませんでした。

そんな検診の最中にふと気付いてしまったのですが、僕って多分口をゆすぐのがすごく下手くそなんですよね。

検診では歯をチェックするために、口の中にいろいろ器材を突っ込まれるのですが、それが終わるたびに口をゆすぐように促されます。僕自身も、口の中を人にいじくり回された後はモヤモヤしますので、その指示におとなしく従っていたのですが、どうも周りの人に比べて、ゆすぐのが下手なことに気付いてしまいます。

普通の人は、口に水を含み、「くちゅくちゅ・・・ぺっ!」という感じで、いかにも気分良さげにゆすいでいくのですが、僕はといいますと、「くちゅくちゅ・・・ぺっ!・・・ぺっぺっ!・・・ぺっ!」という残尿に苦しんでいるかのようなゆすぎ方しか出来ないです。

一発で口の中の水を出し切ることが出来ず、吐き出しても吐き出しても口の中から水が消えていないような気がしてしまうのです。

もしかして歯医者にいた人がたまたまゆすぐのが上手だったのでは?とも考えましたが、よくよく思い出してみると、会社で歯磨きをしている人は一発で口をゆすいでいましたし、なにより家族が綺麗にうがいをしているのを何度も見ていたのでした。

どうやら、ろくに口に含んだ液体を吐き出すことが出来ないのは僕だけのようですね。

 

口のゆすぎ方に悩んでいる青年という、見方によってはアーティスティックにも思えるところをお見せしましたが、実際にはそんなことで悩むことはありませんでした。むしろそういったところに愛らしさ?を感じてくれる女性もいるのでは?(いないかな?)とか考えることで頭がいっぱいになるほどです。

なぜなら、今日担当してくれた歯科衛生士さんがめちゃくちゃ可愛かったからです。あと、めっちゃ僕に笑顔を向けてくれたので、そのまま「歯医者では治療の際に胸を当ててくることがある」という伝説を信じてものすごくワクワクしていたのですが、そんなイベントは全く発生しなかったため、僕はインターネットで嘘を撒き散らす奴らを思わず呪ってしまったのでした。

しかし、次の治療のステップではそういったイベントが発生するのでは?今回イベントが発生しなかったのは親密度が足りていなかったでは?という疑念も捨てきれてはいませんので、次回が楽しみなところですね!

(病院のいいカモになりながら)